C99頒布 佐藤評論9のご案内
ごあいさつ
コミケやるので出ます。本当ならC98で出すはずだった奴なので、それなりに手間と時間のかかった一品ということで皆様にお手に取って頂きたいけど入場制限もあるしでというわけで。そんな感じ。
頒布内容
2年ぶりのナンバリング新刊は日本カメラで取材頂いた際に予告していたうちのもう一つのほう(この2年の間に日本カメラもなくなってしまいましたが……)であるブリッジカメラの本です、
80年代末から90年代初頭のほんの一瞬、確かに存在した珍奇なカメラ群であるブリッジカメラ。果たしてあれらのカメラは何を目指していたのか、そして何故一瞬で消えてしまったのか。アレは一体なんだったのか、そんなモヤモヤとした疑問をスタート地点にしてその理由を探っていくと、やがてコンパクトカメラの進化の歴史が見えてきました。本稿はブリッジカメラを通して「カメラ趣味者以外のためのカメラ」がどのような進化を遂げたのかをまとめ上げました。
更に、今回は当時のブリッジカメラの作り手でもある元チノンの設計者である小松氏(スーパージェネシス等を担当)にメールインタビューを実施。本シリーズ初の試みにより当時の関係者から貴重なエピソードが語られます。
80~00年代のAF一眼レフカメラ史を追ったVol.6と同年代を追いながらも、フィルムカメラ史のまた別の側面を描き出した渾身の力作です。
佐藤評論 Vol.9 ブリッジカメラとは何だったのか
2021年12月(コミックマーケット99)発行
B5 表紙カラー本文モノクロ84P
頒布価格 1,000円
サンプル